700冊の本が集まった 絵本とわたしの物語展

多くの人が童心に戻って楽しんだ

 創価学会「絵本とわたしの物語展」大分展実行委員会は「絵本とわたしの物語展」を10日まで、ビーコンプラザ・レセプションホールで開催している。入場無料。
 オープニングセレモニーは6日午後3時から、ビーコンプラザ・レセプションホールで実施した。
 主催者の千布明宣絵本とわたしの物語展実行委員長が「これまで絵本は子どものものと思われがちだったが、今や多くの大人向け絵本が出展されている。子どもから高齢者など『読んで』『語って』『参加して』、交流が深まる展示会を楽しんでほしい」。
 来賓を代表して広瀬勝貞大分県知事は「絵本は、人が初めて接する文化と言っていいと思う。森や木や草花の美しい姿を見て、それを心に刻む。主人公の優しい気持ちも、心の糧として成長する。このような展覧会が開かれることは、地域が元気になり、ありがたいこと」とそれぞれ語った。
 最後に、広瀬県知事、佐藤樹一郎大分市長、長野恭紘別府市長、高山泰四郎大分県中小企業団体中央会会長、梅野朋子別府市観光協会名誉会長、未来部を代表して大村胡子さん(山の手小1年)、小久保俊男創価学会副会長がテープカットをして、スタートした。
 同展には、手に取って見ることができる絵本が約600冊、手に取れない世界一大きい・小さい絵本やイギリスで販売された初期の絵本など約100冊の合わせて約700冊が展示されている。
 多くの人が来場しており、一時、入場規制がかかるほどだった。
 友人3人と一緒に来ていた久保恵子さんは「昔を思い出した。外国の絵本は、自分が知っている日本のストーリーと違っていて面白かった」と述べた。

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