30日まで消防の年末特別警戒

長野市長の訓示を受ける消防署員や消防団員

 別府市消防署(荒尾大介消防署長)と市消防団(藤内英伸団長)が27日から30日まで、市内全域を特別警戒パトロールしている。
 年末は慌ただしく特に火気を使うことが増えることから、警戒及び広報パトロールを実施することで火災を未然に防ぎ、市民や観光客が安心して年末・年始を迎えるため、特別警戒を実施する。
 初日の27日午後7時、整列した市消防署員、市消防団団本部員に活動服姿の長野恭紘別府市長が「消防団の皆さん、本業の仕事のあと、年末特別警戒に当たっていただくことに感謝します。有事の際の備え、出動体制は万全であると思いますが、引き続きよろしくお願いいたします」
 「消防職員は、さまざまな災害が発生しているので、日ごろから警戒していると思います。年末年始に特別な休みはありませんが、引き続き、市民の安全安心のために警戒して下さい」と訓示を述べた。
 その後、長野市長、阿南寿和、川上隆両副市長、本田敏彦市消防長、藤内団長らは、それぞれ用意された車で各分団を回り、激励した。
 年末特別警戒は、30日までの午後9時から午前0時まで。市内全域で、各管轄内の防火パトロールや広報を行う。
 本田消防長は「火災の原因に、放火の疑いやタバコなどが挙げられる。『火』はすべてを奪うので、家の周りに燃えやすいものを置かない、タバコは確実に消火するなど心がけてほしい」。
 藤内団長は「年末を控えて、市民一人ひとりが、火の用心を心がけてほしい。団員は、体調管理をして広報活動を続けてほしい」とそれぞれ述べた。

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