建国記念の日祝賀市民大会に400人

アトラクションで演奏する別府荘園古戦場子供太鼓
建国記念の日に行われた祝賀市民大会

 令和2年建国記念の日祝賀市民大会(同大会実行委員会主催)が11日午前10時、別府市公会堂で開催され、約400人が参加した。
 アトラクションとして、陸上自衛隊別府駐屯地第41普通科連隊音楽隊が「茶色の小瓶」「365歩のマーチ」などアンコールを含めて6曲、別府荘園古戦場子供太鼓が3曲を演奏した。
 大会に移り、大平順治市自治委員会副会長が開会の言葉を述べ、参加者全員で国歌と奉祝歌を斉唱した。
 主催者を代表して塩地奎三郎実行委員会会長が「日本は戦争の悲惨さを経験し、その反省から日本は平和国家としての道を歩んできました。これまで築いた絆が助け合い支え合う気持ちとなり、人々の心の中に生き続けていきます。日本人の美徳を大切にしながら、輝かしい未来に向かって一歩を踏み出し、次の世代につなげていきましょう」とあいさつ。
 来賓の前防衛相の岩屋毅衆議院議員が「令和になって初めての建国記念の式典で、非常に意義深いものと思います。令和の時代が平和で、日本国が繁栄をして、国民一人ひとりが幸せを感じることが出来る時代にするため、持ち場で使命を果たしたいと思います」。
 安達澄参議院議員は「自衛隊の皆さんの演奏、太鼓の演奏を聞いていましたが、政治家としての究極の使命は『絶対に戦争をしないこと』です。自衛隊の皆さんが楽器ではなく、武器を手にして戦場に行かないように、しっかりと日本の平和を守っていきたい」と述べた。長野恭紘別府市長、萩野忠好市議会議長も祝辞を述べた。
 茅野寛治別府地区隊友会長の発声で万歳三唱をし、林三男別府市老人クラブ連合会長が閉会の言葉を述べた。

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