市内の各小・中学校で始業式

例年とは違い各教室にて放送での始業式となった

 別府市内の公立小学校、中学校で20日、始業式が行われた。
 市立南立石小学校(阿南清隆校長、347人)では午前9時、新型コロナウイルス感染拡大を警戒して各学年がクラスごとに分かれて各教室で、この日を迎えた。
 児童は午前8時半に登校。担任から健康観察を受け、写真で新任の先生を紹介された。
 午前9時、職員室からの放送で阿南校長が「先ほど、学校内を一周しましたが、久しぶりに皆さんの気配が満ちています。久しぶりの学校、新しい学級、新しい担任の先生はどうですか。1カ月以上の間、家でどのように過ごしてきましたか。残念ながら、明日から学校はまた休校になります。もし、これまでの間に『これをやったよ』ということがなかった人は、学校が再開するまでの間に何か1つ見つけて下さい」
 「最後に、皆さんが新型コロナウイルスに感染しないために注意するだけでなく、皆さんの大切な家族に感染させないように心がけて下さい。君たちが感染しないことが、頑張っている医療関係者などを応援することにつながることを忘れないで下さい。今こそ、みんなの力が試されるときです。チーム南立の力を発揮するときです。頑張りましょう」とあいさつした。
 2年2組では、児童がジェスチャーゲームを交えた自己紹介をした。その後、全校児童は午前10時半に下校した。
 市内の小学校、中学校は始業式終了後、5月6日まで休校となる。

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