県交通安全協会別府支部の総会

34人が本人出席した総会

 大分県交通安全協会別府支部(支部長=幸勝美・幸建設社長)は令和4年度役員定例総会を2日午後2時、別府警察署1階大会議室で開催し、34人が出席した。
 開会に先立ち、交通事故で尊い命を失った被害者に対し、全員で黙とうを捧げた。
 総会では、幸支部長が「今年度のスローガンも『おこさず、あわず、事故ゼロ』です。皆さまには、今年度もご尽力いただき、交通事故防止の推進と交通事故の無い別府を目指していきましょう」とあいさつ。
 来賓の阿南寿和別府市副市長(市長代理)、小林一成別府警察署長がそれぞれ祝辞を述べた。
 続いて、正成祐治別府警察署交通課長が「管内の交通情勢について」をテーマに講話した。
 幸支部長を議長に議事に入り、昨年度の事業実施結果、決算、監査を報告した。
 役員人事では、各団体の人事異動に伴い、顧問に小林別府警察署長、参与に秦幸良別府警察署副署長、正成別府署交通課長らが就任した。幸支部長、副支部長に下森正也みなとタクシー社長、川下英次郎・亀の井バス社長、大鍜治光子県交通安全協会別府支部女性ドライバー協議会会長が就任した。
 今年度の活動の基本理念は「交通事故のない安全で安心して暮らせる地域づくりは市民の願い。市民一人ひとりに交通安全知識普及と交通安全意識の向上を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を、習慣づける交通事故防止活動を効果的に推し進めていく」とした。
 年間スローガンを「おこさず あわず 事故ゼロ」とし、重点推進事項を①死亡事故等重大事故の更なる抑止②高齢者と子供の交通事故防止③飲酒運転の根絶~飲んだらのれん―の3点。
 さらに、四季の交通安全運動などの啓発活動、小学校・幼稚園・保育園での交通安全教室、小学生を対象とした自転車安全運転教室、運転免許更新事務などの適正な処理・更新時講習の実施などの受託事業などの事業計画、予算が承認された。