別府の水をホテルで提供

おいしい水を宿泊客に提供開始

 別府市上下水道局とANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパは3日午前11時、共同で作ったペットボトル「別府 鶴見の名水」(290㍉㍑)の完成報告を長野恭紘別府市長に行った。
 ホテルでは、地元の産品などを使用する取り組みをしており、客室などに置く水について、別府の水を使うことになった。別府市では「湯あみ水」を作っており、同じ水源の水を使用している。宴会場や一部の客室でスペシャルアメニティとして設置している。
 また、水を入れているペットボトルは、別府市内で使用されたものを回収し、分子レベルまで分解して不純物を取り除いて再びペットボトルにしたものを使っている。
 高良真理総支配人が「SDGs(持続可能な開発目標)を意識して、できるだけ環境に配慮して地元のものを使いたいと試験的に置いています。今後、サイズやデザインなどについても考えていきたい」と話した。
 長野市長は「おいしい水を通して、お客様に別府を感じてもらえたら」と述べた。