APU×杉乃井×オリックス不動産

みんなで作ったランタンをプールに浮かべて
幻想的な雰囲気の中、各国大学生によるダンスなどが披露された
異文化体験ブースでは、色々な国の文化を知ることが出来る

 立命館アジア太平洋大学(APU)、オリックス不動産、杉乃井ホテルの異文化体験イベント「光と世界のお祭りマルチカルチュラルフェスティバル2022」が25日から、杉乃井ホテルアクアビートで始まった。27日まで。
 2021年に人的、知的資源の交流によって持続可能な地域の価値創造や、地域活性化を目的に友好交流に関する協定を結び、初めてのイベント。4月から「プロ人材とともに学び、考え、創りあげるプラクティカル・ラーニング」プログラムをスタート。学生16人、ホテル職員4人が4チームに分かれて企画を考え、ホテル内で合宿を行うなど活動をしてきた。
 イベントは、昼(午後3時から)と夜(午後8時から)の2部構成。インド、インドネシア、タイ、中国、バングラデシュ、ベトナム、モンゴル、リベリア、日本の学生が参加している。
 昼、夜通して、異文化体験ブース巡りを開催。各国の学生たちが国ごとにブースを開いて、その国のゲームやクイズ、折り紙、切り絵などで一緒に遊んだり、民族衣装に触れ合ったりして交流できる。すべてのブースを巡ってスタンプを押すと、ランタン作りに挑戦できる。オリジナルデザインのランタンを作って、プールの中に流し、夜の部での幻想的な演出の1つとなる。
 昼の部では、「世界に触れよう」と題して、世界の楽器や演奏体験を実施。訪れた多くの人が学生に教えてもらいながら、楽器の演奏を楽しんでいた。午後5時からは、ファッションショーが行われ、各国の民族衣装を着た学生たちがランウェイを歩いて、母国の文化を紹介。
 夜の部は、和太鼓の演奏がオープニングを飾り、会場内の照明を落として、ランタンの光のみの空間を演出。最後にナイトショーとして、各国のダンスなどのパフォーマンスを楽しむことが出来る。
 また、シーダパレスでは、ベトナム風揚げ春巻き、東坡トンポーロ、麻婆豆腐、ヤンニョンチキンなど5カ国の料理7品を特別メニューとして提供している。柿本晋良中華マネージャーは「学生と話しながら作り上げて、勉強になった。是非、皆さんにも食べてもらいたい」と話した。
 入場料金は、一般2500円、大学生1500円、3歳以上千円。1ドリンク、ランタン、パスポート(スタンプラリー台紙)付き。宿泊者は入場無料。学生は、学生証の提示を。