南立石小で青森りんご出張講座

中村主査が「栄紅」の皮をむいてみせた

 山口九州地区青森りんごの会(中西剛三会長)は「青森りんご出前授業」を1月31日午後1時45分、別府市立南立石小学校で行い、同小5年生46人が参加した。
 同会は、子どもたちに青森県やリンゴの学習を通して、リンゴをもっと身近に感じてもらうため、小学生を対象とした同授業を実施した。
 講師は、北東北三県福岡合同事務所青森県福岡情報センターの中村昌也主査が務め、青森の気候風土、農産物、青森リンゴの栽培・栄養などについて説明した。リンゴの品種として「王林」「サンふじ」「ジョナゴールド」などを実際に見せて、なぜリンゴが赤くなるのかなどを説明。また、中村さんが果肉の部分がピンク色の「栄紅(えいこう)」(2016年3月に品種登録された青森県五所川原市特産)を取り出し、皮をむいて児童に見せた。
 児童らは、リンゴの種類、大きさなど実際のリンゴを見ながらの説明に「大き~い」「小さ~い」など、思い思いの感想を話していた。
 授業終了後、児童一人ひとりに「王林」「サンふじ」を1個ずつ、下敷き、クリアフェイル、シールを受け取った。