災いの記憶を伝承

 先日、扇山地区防災学習会の取材に行った。
 別府市が熊本地震当時の被災状況の写真など、令和6(2024)年1月1日に発生した石川県能登半島地震についての講演動画を展示した。
 各ブースを体験し終わった人が展示を見ており、10年前の4月16日に発生した熊本地震は記憶に残っている人や当時の思いを語る人もおり、参加した女性は「熊本地震の発生時は身動きができず、屋根瓦も落ちて怖かった」と話した。
 あれから10年、まだ10年。今回、参加した小学生はまだ生まれていない、もしくは1、2歳で記憶には残っていない。
 当時の地震で経験したことを、次世代を担う子どもたちに伝えることも、我々の使命なのかもしれない。  (田口)