
令和8年度別府市戦没者追悼式が27日午後2時、市社会福祉会館で執り行われた。遺族や関係者約70人が参列した。
はじめに、戦没者遺族を代表して、林修一さんと野口裕子さんが献花を行った。引き続き、国歌を斉唱し戦争で亡くなった人たちへ黙とうを捧げた。
長野恭紘別府市長が「先の大戦が終わりを告げてから、81年の歳月が過ぎ去りました。祖国の安寧を願い、愛する家族の幸せを案じながら、戦地に赴き尊い命を落とされた方々、また、戦後、遠く異郷の地で亡くなられた方のご無念を思うと、深い悲しみが胸に迫ってきます。私たちが享受している平和と繁栄は、尊い犠牲とご遺族の長きにわたるご労苦の上に築かれたものであることを決し忘れてはなりません。世界に目を向けると、今なお紛争や対立が続き、多くの尊い命が奪われています。だからこそ、戦争の悲惨さと平和の尊さを次の世代に確実に継承し、恒久平和の実現に歩を続けていくことが、現代に生きる我々の使命です」。
石井裕克別府市遺族会連合会長が「戦争を知らない世代が9割となり、戦争の悲惨さ、戦後の遺族の苦労をいかに語り継いでいくかが大きな課題となっています。遺族も高齢化が進んでいます。次の世代に苦難の日々を語り継いでもらいたい。英霊の皆さま、日本の安全はもとより、世界の安定と平和をお守りくださるように祈念します」とそれぞれ追悼のことばを述べた。
来賓の小野宏大分県福祉保健部審議監(知事代理)と安部一郎別府市議会副議長(議長代理)も哀悼のことばを述べた。
出席者による献花が行われ、大野岳暘岳星会長が追悼吟を吟じた。式終了後、長野市長があいさつをし、石井会長が謝辞を述べた。
