
観光施設には多くの人が訪れた(13日、海地獄で)
別府市は18日、令和8年度お盆(8月8日~同16日)入込調査結果速報値を発表した。
今年は、最大9連休という人もいて、天候に恵まれて観光施設の入場客数は前年を上回ったものの、令和8年熊本地震による風評被害やキャンセルの影響があって、宿泊客数は前年をやや下回った。期間中は、晴れや曇りの日が多く猛暑日が少なかったため、過ごしやすかった。
観光施設(アフリカンサファリ、別府ロープウェイ、城島高原パーク、高崎山自然動物園、ハーモニーランド、べっぷ地獄めぐり、うみたまご、別府ケーブルラクテンチ、スギノイパレス、アクアビート、地獄蒸し工房鉄輪、地獄温泉ミュージアム)の入場客数は、23万2963人で前年同期比10・4%増となった。一部施設では熊本地震の影響を受けて落ち込みが見られたものの、期間中を通じて好天に恵まれたことが集客を後押しし全体としては前年を上回ったと分析。
交通機関では、高速道路は、乗降車数15万400台(前年同期比4・7%増)。船舶は、降客数1万530人(同14・8%減)、降車数3944台(同14・7%減)となり、高速道路は前年を上回った。一方で船舶は、熊本地震の影響でキャンセルが相次ぎ、降客数・降車数ともに前年を下回った。
宿泊施設(36施設)の宿泊客数は、7万855人(同0・6%減)。熊本地震に伴うキャンセルや前年の大型コンサート開催による反動減に加えて、猛暑による旅行控えの影響で集客に苦戦する施設があった。一方で、直前予約の取り込みや割安プランでの客数確保により連日満室となった施設もみられ、好不調が二極化する結果となった。エリア別では、北浜・中央地区が3万319人(同0・9%減)、堀田・観海寺地区が2万5145人(同0・7%増)、鉄輪・明礬地区6265人(同5・3%減)、その他地区9126人(増減なし)となっている。
19日からは5連休の「シルバーウイーク」もはじまり、台風25号の影響も心配されるが、暑さも落ちき観光需要が高まると見られている。また、大分県が25日からは「九州ふっこう応援割」のインターネットでの先行予約を始めると発表している。オンライン旅行代理店(OTA)を通した予約が対象で、すぐに売り切れると予想されている。特設ページを18日から開設。10月以降も九州方面への旅行が増えることが期待される。
