令和元年度の「国の教育ローン」

「早めの相談を」とPRする
課長代理の高添智成さん(左)と谷口郁さん

 日本政策金融公庫は、「国の教育ローン」の申し込みを受け付けている。
 同ローンの特長は、入学前のまとまった費用の準備が可能。合格発表前でも申し込みができ、日本学生支援機構の奨学金と併用ができる。また、固定金利で長期返済が可能。
 融資対象となる学校は、高校、短期大学、大学、専修学校など。また、海外の高校、、大学、語学学校なども対象だが、原則3カ月以上の留学に限る。
 利用できるのは、入学・在学する者の保護者。世帯年収(所得)が、子ども1人は790万円以内(590万円以内)、2人のときは890万円以内(680万円以内)など。
 融資額は、子ども1人につき350万円以内だが、外国の大学などに1年以上留学(留学先に在籍)する資金として利用するときは450万円以内。返済期間は15年以内。
 交通遺児家庭、母子・父子家庭または世帯年収(所得)200万円(122万円)以内の方は18年以内。
 金利は金融情勢で変動するが、固定金利で年1・66%(令和元年11月1日時点)。母子・父子家庭または世帯年収(所得)200万円(122万円)以内、子どもが3人以上の世帯で世帯年収500万円(346万円)の方は年1・26%。
 別府支店の友田寿子融資課長は「来年3月までは受験シーズンなので、申し込みが多くなります。早めの相談をお願いします」と話す。
 問い合わせは、日本政策金融公庫別府支店(電話25・1151)、教育ローンコールセンター(電話0570・008656)まで。受け付けは、月~金午前9時から午後9時、土曜日午前9時から午後5時。日曜日、祝日は休止。

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