「チーム内川」今年も別府スタート

別府で自主トレをスタートさせた内川選手(前列左から2人目)ら
「チーム内川」が別府市役所を訪れた

 福岡ソフトバンクホークスの内川聖一選手(大分県出身)が今年も「チーム内川」を率いて、別府市で自主トレを行っており、10日午前9時、長野恭紘別府市長を表敬訪問した。内川選手の別府市でのキャンプは5回目。
 内川選手の他、自主トレに参加している、吉田裕太選手(千葉ロッテマリーンズ)、三家和真選手(同)、茶谷健太選手(同)、横尾俊建選手(北海道日本ハムファイターズ)、独立リーグに所属する宮本貴章選手(高知ファイティングドックス)、佐賀悠選手(福島レッドホープス)が出席した。
 吉田選手は「3回目の参加ですが、これまであまり良い成績を残せていないので、今年こそは頑張りたい」。三家選手は「自主トレでやったことを継続して、昨年シーズンは1軍で初安打、初本塁打を打てたので、少しずつ身になっている気がします。今シーズンも頑張りたい」。横尾選手は「プロ5年目で、これまでは1人で自主トレをやっていましたが、内川さんと一緒にやりたいとずっと思っていた。過去最高は9本塁打なので、10本打てるようにしたい」。
 茶谷選手は「支配下契約をしてもらったので、1軍で成績を残したい」。宮本選手は「しっかり練習をしたい」。佐賀選手は「今年中にNPBにいけるようにしたい」とそれぞれ抱負を述べた。長野市長は「温泉はリカバリーにも良い。緊張感ある中で、良い練習をしてほしい」と激励。温泉セットとザボンサイダーをプレゼント。内川選手から、今年の「チーム内川」の帽子とTシャツが贈られた。
 内川選手は「毎年、別府でスタートしているので、今年もいよいよ始まるなという感じ。別府の人が温かく迎えてくれるので、この応援に応えないといけないなと感じている。プロ入団時は、自分が20年やるということは想像していなかったが、特別な思いはない。立場的にも、チームが補強する中でレギュラーとしての立ち位置を確立させないといけない。さあやるぞという気落ちと落ち着いてやるぞという気持ちで良いバランスの中で始められた。ケガのないように、1年間グラウンドに立ち続け、まだまだ内川やれるなと言われるように頑張りたい」と述べた。
 練習は別府市民球場などで13日まで行う。13日は練習終了後(時間は未定)、抽選で100人にサインのプレゼントも予定している。

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