大分みらい信金が現在地で建替え

創立100周年を前に本店の現在地での建て替えを決めた

 大分みらい信用金庫(森田展弘理事長)は28日、理事会を開いて駅前通りにある本店を現在地で建て替えることを決めた。
 本店は昭和39年に建設し、築56年が経過し、建物が老朽化していることや旧耐震であることもあり、創立100周年に向けた事業として実施する。数年前から建て替えについて検討を重ねてきた。
 海門寺公園側の駐車場に2階建ての仮店舗を作り、本店営業部の業務を行い、本部機能はトキハ別府店内に一時的に移す。仮店舗の工事を9月1日から始めるため、海門寺公園側から駐車場に入ることは出来なくなる。
 その後、現在の建物を解体して、新たに建設をする。「地域、職員に永く親しまれる本店」をコンセプトに安全性、快適性、地域貢献、しんきんかんなどの条件を掲げて、駅前通りにある金融機関として、どのような建物にするかを今後、検討していく。
 新たな建物は、災害に備え、大きな災害が発生した時には、近隣住民の避難場所としても提供できる体制を考えたい意向。100周年を迎える令和4年度中、令和5年3月末までの完成を目指す。

コメントを残す