別府市は新たに45人

 大分県と大分市は24日、591人に対してPCR等検査を実施し、大分、別府、日田、宇佐、中津、宇佐、臼杵、由布、豊後大野、津久見、佐伯、杵築、豊後高田の各市と日出と玖珠の両町、県外の10歳未満から80歳以上の男女253人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
 新たに確認されたクラスター(集団感染)は▽宇佐市内の学校▽別府市内の事業所▽日田市内の幼児教育・保育施設▽大分市内の高齢者施設ーで発生しており、関係者の検査を進めている。
 年代別では、20代48人、40代40人、30代37人、10歳未満と10代各33人、50代29人、60代13人、70代と80歳以上各10人。感染経路別では、家族が110人、不明71人、施設23人、知人16人、学校13人、職場11人、県外5人、会食4人となっている。
 別府市の新たな感染者は、45人。年代別では、20代、40代、50代各7人、10代6人、10歳以下5人、30代と70代各4人、60代3人、80歳以上2人。経路別では、不明18人、家族10人、学校7人、職場4人、知人と施設各3人。
 別府市以外の市町等別の感染者数は、大分市124人、日田市16人、宇佐市14人、中津市と臼杵市各12人、県外10人、日出町5人、由布市4人、豊後大野市3人、津久見市、佐伯市、杵築市各2人、豊後高田市と玖珠町各1人だった。
 感染拡大防止のため、不織布マスクの適切な着用、手指の消毒、「密」を避ける、黙食など基本的な感染予防対策を行い、少しでも体調が悪いと感じた時には、早めに医療機関を受診するように呼びかけている。