おうちの買い方相談室が絵本寄贈

小さい頃からお金について学ぶ機会を
持ってもらいたいと絵本を寄贈した

 不動産業のGOEN㈱が全国に展開する「おうちの買い方相談室」(三浦康司代表)は4月21日午後1時、別府市に3歳から学べるお金の絵本「おかねはどこからやってくる?」を64冊寄贈した。
 これまで、学校でお金のことを継続的に学ぶ時間はない。成人年齢が18歳に引き下げられ、コロナ禍で急激にキャッシュレス化が進むなど、子どもの頃からしっかりとお金について学ぶことが必要と考え、クラウドファンディングで絵本を購入し、全国に届けることにした。
 まずは、三浦代表が生まれ育った別府市に寄贈した。三浦代表は「お金は、ありがとうと交換するものだと知ってもらいたい。物を買ってお金を払う。欲しいものを手に入れた自分は、お店の人にありがとうという気持ちになる。お金の話は家庭でもなかなかしないと思います。親子で絵本を通じてそういった話もしてもらいたい」と話した。
 長野恭紘別府市長は「貴重な本をいただき、ありがとうございました。金融教育に活用させてもらいます。人生100年時代に、お金は人生設計に大きくかかわる問題だと思います」とお礼を述べた。