新型コロナ対策に寄付

寄付金を贈った江藤毅別府いでゆLC会長(左から2人目)

 別府いでゆライオンズクラブ(江藤毅会長)は新型コロナウイルス感染症対策に係る寄付を22日午前10時、別府市役所で行い、長野恭紘別府市長に50万円を贈呈した。別府いでゆLC幹事の児玉明さん、会計の緒方里恵子さんも同席した。
 いでゆLCは今年、結成45周年を迎える。その45周年の記念事業として、日ごろからお世話になっている故郷の別府の役に立てればと思い、寄付をすることに決めた。
 江藤会長から寄付を受け取った長野別府市長は「貴重な浄財をいただきました。コロナは経済も苦しめていますが、一番の課題はワクチン接種。この体制をいち早く構築して、ワクチンがいつ来るのかなどの難しい問題があります。別府から一日でも早く無くしていこうと思います」とお礼を述べた。
 江藤会長は「地元への寄付は早い段階から決まっており、無事終えてほっとしています。5年ごとに記念事業をしており、会員の活動の中で積み立てており、今年は寄付にしました。コロナが問題になっているので、お金がいくらあっても足りない状況だと思いますので、微力ながら役立ててもらえればと思います」と話した。
 寄付金は「新型コロナウイルス感染症対策おもいやり基金」に積み立てられる。基金の使途として▽感染予防対策▽雇用と守る対策▽事業を守る対策▽市民の生活および健康を守る対策▽未来を担う子どもたちを守る対策▽その他の新型コロナウイルス感染症対策―の6点に活用される。